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ダウンロード違法化が成立するまでの間、私は何をしていたか

ごぶさたしています。

ご承知の通り、検索エンジン等を合法化する一方で、ダウンロードの違法化を定めた著作権法改正案は、6月12日に参議院で可決され、成立しました。同法の施行は平成22年1月1日からとなっていますので、来年以降、著作権を侵害して自動公衆送信されたものを、その事実を知りながら録音録画することは違法になります。なお、これは「その事実を知りながら」という留保がつけられている点、対象が録音または録画に限られている点、刑事罰はなく、著作権を侵害されたものが民法の不法行為の条項を理由として損害賠償を求める可能性にとどまる点などには留意が必要です。

私は、この法案には一昨年12月から皮肉という形で、昨年12月からは真っ向から反対を唱えてきました。それが結局実ることなく、このような結果になってしまったことは大変残念です。しかし、http://miau.jp/1245236400.phtml“>MIAUが声明を出したとおり、小委員会の中での議論により、上記のような留保がつけられたことは一応、喜ばしいと言ってよいと思います。今後、対象が録音録画からさらに拡大したり、刑事罰が科されるようなことにならぬよう、引き続き動向を注視する必要があります。私は、引き続きこの問題をウォッチし続け、必要なときには動いていくつもりです。

さて、必要なときに動くと言った私が、著作権法改正案が提出され、衆参両院で審議され、可決されるまでの間何をしていたのか。連日のように本法案に反対するエントリや、審議の状況を解説したエントリをあげるべきであったのかもしれませんが、そういったことはできませんでした。代わりに、次のようなことを行いました。

1 国会議員に本改正案について伝える

ダウンロード違法化などを盛り込んだ著作権法改正の骨子案が了承された昨年10月20日、国会議員の方にメールを送りました。無差別にもしようがありませんので、私が以前メールを交わしたことがあった参議院議員の方に、「文化審議会の小委員会でこのような議論がなされている。表面的には検索エンジンの違法化など評価できる点もあるが、ダウンロードの違法化は、ネットを舞台にしたビジネスを過度に萎縮させる可能性もある。よければしっかりと調査して欲しい」という旨のメールを送りました。その方はすぐに文化庁に話を聞きに行ってくださったらしく、数日後、文化庁からもらったとおぼしき説明資料を送っていただきました1
結局、この方も最終的には本会議で賛成をされたので流れを覆すには至りませんでしたが、この問題に関心を持つ議員を増やすという点でいささかなりとも関われたかなと思っています。

2 MIAU正会員になる

MIAUの活動には以前から賛同しており、illegal-site.orgを作った直後から協力会員になっていましたが、同会が法人登記を行い、正会員を募集し始めたころ、昨年10月27日に正会員になりました。今のところ、MIAUの活動に積極的に関わったり、利益を享受したりしてはいませんが、今後できることからお手伝いしていきたいと思っています。


ダウンロード違法化が成立した今、同案に反対するために作られたこのサイトの意義はあるのかと問われることになります。私としては、今回の法改正が目的に対してその実行力の面で意味を持たない不適正なものであることを引き続き主張しつつ、他のネットを取り巻く問題にも手を出していきたいと考えています。

  1. 小委員会の資料として提出されていたものがほとんどだったので、目新しいものはありませんでしたが []

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